4/2〜4/4 の 対ヤクルト戦 まとめ

好調ヤクルトとの3連戦。ローテーションが二回り目ですね。先発で勝ち星が付いたのは藤江だけ(そもそも勝ったのが2回だけですが)なので、そろそろ先発で勝ちたいところです。

このカードのまとめ

3カード目のヤクルト戦は、1勝2敗でした。1戦目は寺原の好投するも、打線が沈黙して完封負け。2戦目はとんでもない乱打戦をさいごにうっちゃられたダメージの大きい逆転負け。3試合目はピンチの連続でも投手陣が踏ん張ってたった3安打で逆転勝ちでした。2試合目に勝ててれば勝ち越しだったんですけどね…惜しい。
3カード連続の負け越しですが、谷間の先発で、3タテをくらわなかったのが何より大きい。大きな不安要素は1,2番がいまだに固定できてないことと、先発のコマ不足。早く三浦が戻ってきて欲しいです。勝っても負けても1点差ゲームができてるわけで、もうひとがんばりで勝ち越せるはず。次の中日戦も期待してます。

【4/2(金) 対ヤクルト 1回戦 神宮球場 ナイトゲーム

加藤 康介(投手)と山崎 憲晴(内野手)が選手登録抹消され、佐藤 祥万(投手)と武山 真吾(捕手)が選手登録されました。佐藤は久しぶりの一軍のような気がします。入団当初は活躍してましたが、今のピッチングがどうなっているのか気になるところです。
スタメンは、吉村をはずして下園が7番ライトに入りました。下園は打撃はいいんですけど、守備は不安だ…特にライトは。

 ●0−1 好投の寺原見殺し。3安打14三振、あと一本が出ず、今季初の完封負け。

良かったこと

  • 寺原、好投
    • ストレートは150km/hオーバーでもコントロールも良く、6回まで4安打1失点に抑えました。(失点は下園のエラーが絡んでましたし、大崩しませんでした)
  • 牛田、好投
    • 8回裏に登板、三者凡退2三振を奪いました。
  • 野中、代走で盗塁
    • 9回裏、カスティーヨが四球で出塁し、盗塁を余裕できめ、相川の送球が高く一気に三塁まで行きました。今年の野中は、打撃や守備の機会はほとんどありませんが、代走としての仕事をキッチリ果たしてる印象です。

試合の詳細はプロ野球スコア速報(nikkansports.com)

今日の感想

寺原は最初から最後まで良く、バーネットとの投げ合いでした。ただ、2回裏、ライト線の当たりを下園がファンブルして2塁打を3塁まで進めてしまいました…(記録はヒットとエラー)予想していたことですが残念。これなら吉村の方がまだうまいはず。打つ方は四球は2つ選びましたが、チャンスでヒットを打つことはできませんでした。
初対戦のバーネットが想像以上に良く、3回までパーフェクト。4回に二死一三塁のチャンスを作りますがスレッジが三振。7回に一死満塁で橋本の代打内藤が三振。寺原の代打金城も三振でチャンスを潰してしまいました…スタミナ切れっぽかったですが、ここぞというときにいい球が決まって打てませんでした…最終回も、二死三塁のチャンスで下園に回ってきましたが三振……そこで打てれば下園デーだったんですけどね。惜しい。
勝てなかったのもそうですが、たった1失点の好投の寺原に負けがついてしまったのが何より悔しい。明日は絶対勝ちたいです。

【4/3(土) 対ヤクルト 2回戦 神宮球場 デーゲーム】

●12−13 壮絶な乱打戦のシーソーゲーム。最後の最後に力尽きサヨナラ負け…

良かったこと

  • 橋本、移籍後初ホームラン
    • 一時、同点に追いつく3ランホームランを打ちました。(8対8)
  • 稲田、移籍後初ヒット
    • 5回表一死、真田の代打で出場し、一二塁間を破るヒットを打ちました。
  • 下園、代打で同点タイムリ
    • 7回表、ライト前にキレイに打ち返し、10対10に追いつくタイムリーを打ちました。昨日はダメダメでしたが、今日は名誉挽回しましたね。
  • 藤田、勝ち越しタイムリ
    • 7回表、一死一三塁で、ファウルでしぶとく粘ってから、一二塁間を破るヒットを打ちました。これで11点目。今年は出番が少ないですけど、いい仕事でした。
  • カスティーヨ、5打数5安打
    • 5打数5安打3打点の大活躍でした。(守備でやらかさなかったし)。これで年俸3000万円ですからね。良い買い物をしたものです。

試合の詳細はプロ野球スコア速報(nikkansports.com)

今日の感想

先発の藤江は、前回の登板が嘘のようにコントロールが滅茶苦茶で、ほとんどが逆球。投げた瞬間ボールとわかる球ばかりで、カウントを悪くして甘くきたストレートをねらい打たれて3ランを2発被弾し、7失点。せっかく3点取ったのに…
そして、取っては取り返される乱打戦になりました。8回から勝負にいった山口が8回に1点差にされ、最終回2アウトからサヨナラホームランを被弾し非常にダメージの大きいサヨナラ負けを喫しました…これはきつい。


【4/4(日) 対ヤクルト 3回戦 神宮球場 デーゲーム】

ルーキーの加賀が先発。野中が1番ショート(今季初スタメン)、早川が2番、8番に細山田(今季初スタメン)でした。

○2−1 4回の満塁のピンチを無失点で切り抜ける!投手陣の踏ん張りでどうにか勝利

良かったこと

  • 早川、ファインプレイ
    • 1回裏、青木の左中間に抜けそうな当たりを早川がジャンピングキャッチしました。
  • 吉村、ファインプレイ
    • 3回裏、地面スレスレの打球を走りながら捕球しました。これは凄い。
  • 桑原、結果オーライな好リリーフ
    • 5回途中から投げ、四死球を4つも出しましたが、1回1/3を無失点でどうにか切り抜けました。荒れ球だったので、ヤクルト打線も的を絞りにくかったようですね。細山田も好リードでした。
  • 牛田、無死満塁を無失点
    • 7回から登板。青木二塁打デントナガイエル四球で招いた無死満塁のピンチを、宮本ピッチャーフライと(11球目)、藤本と相川を三振で切って取り、絶体絶命の大ピンチを乗り切りました!やっぱり三振取れるのは魅力ですな。
  • 江尻、移籍初登板をノーヒット
    • 8回から登板。鬼塚をレフトフライ、、福地をセカンドゴロ、田中をセカンドゴロでしとめてノーヒットピッチングでした。
  • クリンナップでワンチャンスをものにして逆転
    • 内川が四球で出塁、村田が同点のタイムリー、スレッジがタイムリーで一気に逆転しました。
  • 山口、2セーブ目
    • 満塁のピンチになりましたが、どうにか抑えました。良かった…

独断と偏見の、特に『良かったこと』

  • 加賀、初先発で好投
    • プロ初先発で、4回2/3を投げ1失点(ホームラン1本のみ)の好投でした。ピンチになっても四球を出さないので安定したピッチングでした。

試合の詳細はプロ野球スコア速報(nikkansports.com)

今日の感想

昨日とうってかわって投手戦。先発は清水かと思われましたが、ルーキーの加賀が先発。リリーフで好投してたので期待してましたが、期待以上の好投で5回まで投げてくれました。リリーフの桑原は加賀と違ってノーコンでしたが、球の勢いだけで抑えたり、牛田も球威でガンガン押して無死満塁のどうにか抑えたり、最後の山口なんて…。でも、打線も途中までノーヒットで最終的にも3安打しか打てなかったのに勝てました。1戦目の寺原見殺しと同じ展開かと思いましたが、ひっくり返してくれました。最後の最後まで見てる方は生きた心地がしない試合でしたが、どうにか勝てました。まさか2−1で勝てるとは思わなかった。